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当院の歯周病治療について

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歯を失う原因は虫歯だけではありません。現代人の歯を失う最大の原因は、歯周病です。成人の80%以上が歯周病を罹っています。歯の周りから起こるので歯周病と呼ばれています。歯周病とは、細菌による感染症です。プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、徐々に周りの組織を破壊していく細菌感染症で、痛みなどの自覚症状がなく進行していきます。症状が進行すると、歯を支える骨を溶かし、歯が抜けてしまう原因となってしまいます。歯周病は成人がかかる病気と言う訳ではなく、5〜14才における歯周病の初期症状である出血や歯石沈着は、3人に1人と幅広い年齢に広がっています。

歯周病の原因

口腔内環境はもちろん、「生活習慣」にも、危険因子が潜んでいます。

喫煙や食習慣により栄養の偏り、ホルモンの不調和、血液疾患、糖尿病、高血圧。

また、口腔内環境ではプラーク(歯垢)、歯石、不正咬合、不良習慣(口呼吸、歯ぎしり)、不適合な冠など、様々な要因が歯周病へとつながります。

Type

歯周病の種類

歯肉炎

歯と歯肉の境目に溜まっているプラーク中の細菌が毒素を出す事により、歯肉が炎症を起こし赤みを帯び丸くふっくらとします。
そのため、歯みがき程度の軽い刺激でも出血しやすく、歯の周りの歯周ポケットに溝ができプラークが溜まりやすくなります。

歯周炎

プラークコントロールをせずに歯肉炎を放っておくと、歯周ポケットは深くなりプラーク中の細菌は毒性が強くなります。
歯肉の色は赤紫色になり感触はだんだんと腫れてきます。
口臭が厳しくなり歯と歯の間にゆるみができます、また食べ物がはさまりやすく、歯が長く見える、歯がグラグラし血や膿が出るなどの症状が現れます。

歯周病は痛みも無く、ゆっくりとそして確実に進行し、別名サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)と呼ばれています。裏を返せば日頃のプラークコントロールと、歯科医院で定期検診を受けることにより早期発見し完治できる病気なのです。

Periodontal disease

歯周病にならないために

歯周病を予防するためには、歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を除去することや、原因となる危険因子を取り除くことが大切です。

プラークコントロールとは、歯石(プラーク)を調節、管理することで、正しいブラッシングで毎日、または毎食後、自分で歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロスなどで丁寧に、そして確実に除去することを心がけてください。

場合によっては薬によるコントロールも必要となることもありますので、定期的な検診をおすすめします。

歯周病チェック

口臭がするようになった

口の中がネバネバする

硬いものを噛むと歯が痛い

歯茎が下がって歯が長く見える(出っ歯になった)

歯と歯の間の隙間が大きくなり、物が挟まりやすくなった

歯磨きなどで歯茎(歯肉)から出血する

歯茎(歯肉)が腫れている

歯茎(歯肉)が赤、紫色になった

歯茎などから膿(うみ)が出る

歯がグラグラする

糖尿病にかかっている(合併症)

上の中で1つでも思い当たる症状があれば、歯周病の可能性があります。早めに当院までご来院下さい。

Price

料金について

治療にかかる費用は、治療方法や期間によって料金は異なります。
まずは一度ご来院頂き、ご相談下さい。